「泡沫」は尚隆×楽俊のSSです
過度な性的描写はありませんが苦手な方はご注意ください

また、内容の一部が鳴賢×楽俊SS「惜別」とリンクしていますので
未読でも支障はありませんが「惜別」を先に読まれることを個人的にお勧めします






















































「……やぁッ…も、もう……ら……楽俊……ッ」

今夜も。

いとしくていとしくて、心から大切にしたいと願っている少女の肢体を抱きながら。

「……陽子……」

「も……だ、だめぇッ。楽俊………あ、ああぁぁぁッ!」

閉じた瞼の裏で、あの人の姿を思い浮かべている。

切なげにすすり泣く甘い吐息を、無意識にあの人の声と比べながら。

あの人の唇。

あの人の指、

あの人の体躯……。

思い出すだけで泣いてしまいそうになる。

ああ。どうして。

「陽……子……」

満たされない?

これほどまでにいとおしくてたまらない人を手にしながら。

「あぁ……楽俊………すき……」

いつしか、己の望みとは裏腹に。

「ああ、おいらもだ……陽子……」

降り積もった嘘。

あの夜、あの腕に抱かれて、初めて知った快楽………。

あの日がなければ、こんな苦い罪を背負わずにいられたのだろうか……?












泡 沫














すべての始まりは、五年前。

大学の卒業式を目前に控えたある夜のことだった。

二人の人間によって、その時ひそやかに熱が刻みつけられた、己の体躯……。

ひとりは、信頼してやまなかった無二の親友。

そしてもうひとりは………。

「延王。よろしければ客庁の用意をしましょうか?」

陽子の声に、楽俊はハッと顔をあげた。

途端、二年前の夜の光景は消え果てて、目の前には陽子と……堂々たる偉丈夫、

延王尚隆の姿があった。

「あ……陽…主上。非公式故に礼儀に欠けるのでそれは…」

「すまぬな、陽子。なに、はなから厄介になる予定で来た無礼者だ。

礼節など、麗しい景王の存在だけで充分事足りておる。形式にはこだわるな、楽俊」

にやりと笑った尚隆の目の奥底で、欲情を見抜いているぞとでもいうように妖しく闇が

ゆらめいた。

「け、けれど…」

「いいじゃないか、楽俊。礼節どうこうはさておき、延王御自身が構わないとおっしゃって

くださるのだから。では手筈を整えてきますので、少し失礼します」

「主上…!」

「なに、楽俊。まるで景麒みたいだな。そういうことだから、景麒と話してくるよ。

すぐに戻るから延王から治世のコツでも聞いておいて」

景麒、のひとことは、口うるさい自分を黙らせる効果的な言葉だ。

陽子はそれを知っていて、こういうときには遠慮なく使ってくれる。

甘えといえば、甘えなのだろうけれど。

文句でもあるの、と言わんばかりに笑みを形作ったやわらかい花びらのような唇は、

思わず口を閉ざしてしまうほど、匂いたつような色気がある。

「……………神籍に入り時を止めたというのに、陽子も随分と女らしくなってきたものだな?」

「……………………」

去っていく陽子の背中から、憮然と視線を戻すと、尚隆は揶揄の気配を隠そうともせず、

くつくつと笑った。

「女の悦びを知り、心身共に満たされていると言わんばかりではないか。

すみにおけぬな、楽俊」

「……………………延王」

「…………だが。その悦びを与えている本人は満ち足りていないと見える」

「延王!」

……首筋に血がのぼるのが、自分でもはっきりと分かった。

なんということを言うのだ、と脳裏に幾つもの文句の言葉を用意して。

「……―――――ッ!!」

けれど、言葉は声になることなく、喉元で止まってしまっていた。

あっと思った次の瞬間には、腰に腕をまわされ、力任せに引き寄せられて

思い切り延王の腕の中に入り込んでいたのだ。

「…………今宵はどちらの王の房室へ参るのか…。

満たしに行くか満たされに行くか、己の体躯に問うがいい、楽俊」

傍目には、学生だったころと同じ、一方的なじゃれあいにしか見えなかっただろう。

……けれど、ささやく吐息は確実な甘さで耳朶をなで。

首筋に触れた尚隆の指に、背筋は大きく震えた。

「え……延王…………」

「逡巡するだけの理性が残っていれば…の話だがな」

渇望して渇望して、やまなかったものに手が届きそうだというときに。

「あ……あぁッ………!」

どうして、理性を残せたというのだろう………?





   *

   *

   *





もう行くの? と尋ねられて。

「明日の朝、延王様にからかわれたくねぇだろ」

この唇は、平然と嘘をついた。

心は真っ直ぐに、彼女を大切にしたいと願っているのに。

「じゃあ、おやすみ……」

体躯は、あの人の熱を求めている。

とどくどくと高鳴る心音。

浅い呼吸は罪悪感などでは決してなく。

あの人に触れてもらえるという、浅ましい歓喜。

客庁へと歩くさまは、夢遊病者のよう。

震える指で、コツコツと扉を叩いた。

「……来たな」

「……………………」

無言の返答に気を悪くした風もなく。

手首をつかまれ、気付けば吸い込まれるように腕の中にいた。

「延王……ッ…」

反射的に抵抗しようとした両腕は、片手だけであっさりと封じられて頭上に縫い止められる。

拒まなければならないと思うのに、もうこれきりだと言わなくてはならないのに。

「い……やぁ……」

尚隆の熱に触れた瞬間、硬く凍らせたものは霧消する。

骨ばったごつごつした指は、武人のもの。

ざらざらとした感触も、激しい体温も、今となってはもう違和感を感じないほどに慣れて。

尚隆によって開かれた己の体を、改めて思い知らされる。

もう充分に分かっている。

溢れる涙は、心の葛藤などでは決してなく、ただ生理的なものにすぎないのだと。

胸、脇腹、腹部とゆるやかに下ってなぞられる尚隆の熱。

痛いような、苦しいような疼きが、しんしんと腰の奥に降り積もる。

やがて、意思に反して男の体を希む己の淫らな仕種に、堪えきれず顔を背けた。

そのとき、皮肉気な口元から低く笑い声が洩れたのは、嘲りか、それとも哀れみゆえだったのか。

「………う……っつ」

衝動を逸らそうと、必死に意識を拡散させる。

冷たい夜の空気。頬をつたう生暖かい水。

滲んだ視界の先に見える、皓い玉。

「………楽俊、何を見ている?」

「んぅ…っ!」

声とともに、尚隆の指がまだ硬い入り口をえぐって、身体がのけぞった。

「余所見がしたくなるほど、退屈をさせたか…?」

「ちが……っ! …あ! やぁ……ッ!」

硬さをもって持ち上がりかけていた熱の塊を、尚隆は玩具を扱うかのように無造作に握った。

途端、体中に電流が走って、眩暈を起こす。

「うぁ…」

身をよじろうとして、しかしその前に手が伸びてきて、おとがいを捕らえられた。

「逃げるな。見ていろ」

貪られるような、深いくちづけ。舌先で翻弄されて、息があがって、何も考えられなくなって。

そして、今夜もまた、この体は屈服し、支配される。





   *

   *

   *





その後、何度昂ぶりを受け止めたのか、朦朧とした意識では判然としなかった。

……かつん。

清んだ硬い音に、ほんの少しだけ意識が浮上する。

「随分、たまったな」

重い瞼を持ち上げると、尚隆の手のひらに、小指の先ほどの小さな皓い玉が数個転がっていた。

形と大きさが揃っており、穴があけられているところから、もとは一連に繋がった玉だったのだろう。

「幾つになった?」

返答がかすれた声になりそうなのを、慎重に整える。

「………ご自分で、お数えにはならないのですか?」

反抗というほどでもなく、むしろささやかな疑問として応じると、尚隆はにやりと笑った。

「なにやら、気恥ずかしいように思えてな」

「……お戯れを」

それは、一夜、一夜、蹂躙され、服従し、望んだ証。

いとおしい少女を裏切り続けている、罪の数。

熱を刻み付けられた後に、必ず置いていかれるもの。

「しかし本当に…随分増えた、な」

噛み締めるように呟く声音は、どこか遠い。

精悍な尚隆の横顔を眺めつつ、浮かび上がってきたのは、古い昔の記憶。

あれは、最初に抱かれてから一年ほど経ったころだろうか。

尚隆が帰ったあと、堂室の棚に皓い玉が九つ、残されてあった。

最初は忘れ物だと思った。だから、次に会った時にそう告げたのだ。

だが、尚隆は持って帰るどころか、玉の数をひとつ増やし、置いていった。

次の時も、その次の時も、同じ。

やがてその意味は、いやでも理解せざるを得なくなった。

陽子や遠甫を交えて語った夜などには、数は変わらない。

酒を汲み交わしたり、治世について語り合った夜にも玉は増えない。

『何もなかった』夜には玉の数に変化はなく、交情の後、気付くと玉はひとつずつ増えているのだ。

それを知った時、呆れるよりも前に、意外に感傷的なのだと驚いたものだ。

今日もひとつ、玉の数は増える。

それを見つめている尚隆は、同じように見つめているこちらの気持ちなど全く気付いていないだろう。

同じ形、同じ大きさの、もとは一連だった玉石。

多分、もうその大半がこの堂室にある。

では。

尚隆の手元には、あとどれくらい残っているのだろうか、と………。





   *

   *

   *





今夜も。

いとしくていとしくて、心から大切にしたいと願っている少女の肢体を抱きながら。

閉じた瞼の裏で、あの人の姿を思い浮かべている。

夜の間中、じくじくと。

「じゃあ、おやすみ……」

「ああ、おやすみ」

花のつぼみがほころぶかのように、やわらかな笑顔。

その笑みを目に焼き付けて、客庁へと向かう。

綿の上を歩くように足元はふわふわとおぼつかず、身体はやがて感じるであろう熱を期待して、

神経を剥き出しにするかのように皮膚の感覚を研ぎ澄ます。

震える指で、コツコツと扉を叩くと、やがて音もなく扉は開かれた。

「……入れ」

「……………………」

抱き締められて。

「……どうした…楽俊?」

拒んでも、侵蝕されて……。

「……何事か、起こったのか?」

やがてその支配を受け入れ、屈服してしまう………。



「貴方にお会いするのは、これが最後です」



前置きも何もなく。

言い切った。

尚隆との間に、三歩の距離を空けて。

「……何?」

伸ばされた手を避けた。

触れてはならない。

触れられてはならない。

でないと、その熱によって融けてしまうから。

「三日後、汚職の発覚によって、宮中の主だった高官が罷免されます」

その言葉に、不要領な様子ながら、尚隆は頷いた。

「聞いている。いよいよ陽子が人事を一新すると」

朝を開いてから十年。陽子もよく我慢したものだとつくづく思う。

「しかし、高官たちはそれを恨み、人事刷新を提言した秋官長を襲います」

「……なん……だと?」

「秋官長は命を落とし、宮中で襲撃事件を起こしたものたちは皆、斬首となるでしょう」

「……我が身を持って、禍根を絶つというのか」

尚隆の声は普段と変わりない。

けれど、きつく握り締められた指先の白さが、彼の驚きを示していた。

「根を残せば、後々陽子の身に災いが降りかかるやもしれません。

少なくとも、これまでそうして長らえて来た者達です」

「だが、襲撃事件を起こすと知っているのなら、いくらでも対応の仕様が……」

いいかけて、尚隆は言葉を止めた。

「……お前こそが、首謀者か」

五百年も王朝を保ってきた王だ。さすがにすべてを飲み込むのは早かった。

「政敵をぎりぎりまで追い詰めた上で、ひそかに策略をさずけ、我が身を襲わせて、

息の根を止めると…?」

「はい」

「陽子がそのようなことを承知したというのか!?」

「陽子は知りません。陽子が承知したのは、あくまで人事刷新の提言のみ。

そのあとのことを知っているのは、わたしと貴方だけです」

「…………何故だ。お前なら他の方法も考えつくだろうに、何故そのようなことが必要なのだ」

荒げるわけでもない。震えることもない。

その平坦な声が、ひどく頼もしかった。

「……わたしは、貴方の碁石にはなりたくない」

「…………何?」

「たとえ冗談であろうとも、貴方を滅ぼす理由には、なりなくないのです」

尚隆の表情は変わらない。ただ、空白だけがそこにある。

「…………」

「数珠、というのだそうですね。この石に糸を通してつらね、輪にしたものを。

仏に拝し、死者を弔する折に使うのだとか」

「…………楽俊」

「今夜で、石はすべて揃うのでしょう? 貴方の手許にあるのは、それひとつきり。

けれど、それで滅ぶのはわたしひとりです。雁も慶も、つつがなく王朝が続いていくのです」

「楽俊!」

初めて、尚隆の声が激しく響いた。

距離が詰まる。

白くなった冷たい指先が、四肢の自由を奪う。

首筋に、噛み付くような接吻が落ちてくる。

けれどもう、それは何の効果も及ぼさない。

「ご存知ですか? 陽子の寝室にも、同じように数珠の玉が置いてあることを」

「………そんなこと、知るわけがないだろう」

憮然とした表情に、思わず、笑みが洩れた。

「貴方が石を置いていく理由を知ったとき、わたしは賭けをすることにしたのです。

陽子と貴方と、どちらの石が先に全て揃うかと」

「………」

尚隆は顔を背け、荒々しく服を引き裂いた。

「そして、先に揃った者の希みを叶えようと」

「陽子の方が、先だったか」

「………ついさっき、すべての石が揃いました」

「………………」

その時、見つめた尚隆の、その表情を、自分は二度と忘れられないだろうと思った。

「陽子の希みは、お前を失うことではないだろう」

「しかし、いずれ陽子の朝にいられなくなることは分かっています」

その言葉は、我ながら驚くくらい静かな声だった。

「いずれ、わたしは慶の国を滅ぼすでしょうから」

その途端、体の奥に苦痛を押し込まれた。

愛撫も快楽もない。ただ侵略し、支配するだけの行為。

「大した自信だな。お前がいることで、陽子の寵が偏ると言うのか?」

違う、という言葉は心の中で呟いた。

そうではなく。

この熱を失ったあと、これまでと同じようにいられるかどうか、自信がなかったのだ、と………。



尚隆は、いつも望んでいた。

永遠という時間から解き放たれるのを。

五百年を耐え続け、さらにその先を見つめて。

だから、利広から碁石の話を聞いた時に、決めたのだ。

では自分も、同じように賭けをしようと。

正直にいえば、尚隆の石がすべて揃ったところで、尚隆が国を滅ぼすかどうかはわからない。

否、おそらく滅ぼしはしないだろう。

今、雁国はこれまでにない新しい様々な問題を抱え、飽いたと放り出せるような状況ではない。

ただ、すべて揃ったあと、尚隆がさらにこの身を抱くかどうかは疑問だった。

これまでも、二月に一度、二度といった程度だったのだ。

理由がなくなれば、それが間遠になってもおかしくはない。

そうなった時。

きっと、狂うのは、自分の方。

そして、陽子は裏切りに気付くのだ。

自分を遠ざけるだけならいい。だが、尚隆を遠ざけることになったら?

まだ慶は雁の援助なくして成り立つことは出来ない。

すべての原因は自分にある。

ならば、原因を取り除いてしまえばいいのだ。

「………………ッ!」

悲鳴は、腕を噛んで押し殺した。

最後の交情かと思えば、快感あろうが苦痛であろうがどちらでもよかった。

「楽俊……!」

不意に、すべりがよくなった。

これまでになかった荒々しい行為に、出血したらしい。

「は……ははっ」

笑いがこみあげてくる。

「最初の夜のようですね。こうして、鳴賢に抱かれたんだ」

笑いとともに溢れてくるのは、涙。

「鳴賢がいなくなって、その後、貴方が来て……」

尚隆は目の前の状況に息を飲み、そして、暖かな手で触れてくれたのだ。

恐怖で震え続ける体を強く抱き、お前を抱いたのは俺だ、と。

だからすべて忘れて、俺のことだけを覚えていろ、と。

生暖かい水が、耳の上を濡らしていく。

感傷などではない。

この涙は、ただこの身の苦痛のためにもたらされたものなのだから。

「計画を止めることは、出来ないのか」

「は……、首謀者が、計画の遂行を…望んでいるというのに…?」

「俺が陽子に話す」

「どうやって? 調べればわたしが裏で糸を引いていることが明るみになるでしょう。

その原因を追究すれば、今度は陽子はわたしと貴方の関係を知る事になる」

「お前が襲われるのを、阻止する」

「無駄です。わたしの手許にも冬器があるのですから」

だから、せめて最後の夜。

存分に熱を刻み付けて欲しい。

「なあ、楽俊」

二度と手に入れられないものだから。

「楽俊、お前は覚えていないようだが、あの夜、お前があの数珠を引きちぎったんだ」

「………………………」

この体躯がずたずたに引き裂けようとも。

「……………行くな……」

それは、本音を語ることのない彼の、数少ない本心の言葉だったのだろうと思う。

けれど。

「……雁国のますますの繁栄を、願っております」

それきり、お互いの口から意味ある言葉が零れることは、なかった。





   *

   *

   *





「では、秋官長、これからの人事について読みあげよ」

朝陽が雲海を照らし、広間を白く淡く輝かせていた。

「かしこまりまして、主上」

応じて、一歩前に進んだ。

その動きを、信頼に満ちた陽子の瞳が追いかけてくる。

やがて紡ぎ出されるのは、自分でも意外に思うほどの落ち着いた声音だった。

誰ひとり、気付くものはいない。

このあと、流血をともなう騒動が起こるなどとは……。

「春官、夏官、秋官、冬官、各官の長は以下の通り……」

目は文字を追いながら。

瞼の裏に浮かぶのは、かの人の姿。

………本当は、分かっていた。

解き放たれたかったのは、自分。

この結末を、心底望んでいたのは、自分。

尚隆のためでもなく。

陽子のためでもなく。

ただ、二人の王を愛し、愛されたこの身から。

逃げる理由が、欲しかっただけなのだ、と…………。

あの人の唇。

あの人の指、

あの人の体躯……。

思い出すだけで泣いてしまいそうになる―――。

さらさらと書面を読み上げながら。

……あの人は泣いてくれるだろうかと、ふと思った。















了.


2006.7.4.










ホンギャーーーーーーー!!!
緋魚さんに誕生日祝いとして今年は尚楽SSを頂戴しました…ヨ!!!!
誰だ!緋魚さんにホモ書かせたのは…!(アンタしかいません。)
鳴楽の次は尚楽ですかっつーよーなリクエストですみませ…!


いや…「今年のお誕生日のリクエストは何がいいですか?」と言って頂けたちょい前に尚楽ネタで盛り上がってたので
ならばもう尚楽しかないな、と!(そんな事はない)
だってメールで尚楽SSの一部がネタとして送られてきてたんですよ!?
続きが読みたくなるのが人の子ってモンでしょう!?(必死★)


そんなワケで尚楽SSを書いて頂いたのですが、あまりの萌える内容にどうしたものかと…!!
あああああ我らが総受けの神・楽俊があの延王に開発されちゃってるヨ…!(開発言うな)
ぶっちゃけた話、小松に開発されたら小松以外じゃ満足できなくなりますよね、きっと(リアルに考えないように★)
なんせ500年のテクですから★
延王の片腕で両腕を絡め取られてしまう楽俊の乙女ぶりと「逃げるな。見ていろ」というサディスティック
な攻めっぷりと言葉攻めが巧みな漢な延王がたまりません…!(桃色吐息)


緋魚さんは全体的に暗いと気にしてらしたのですが、むしろそれがイイ!!
ハッピーエンドにするならギャグとか夢オチにするしかないと思いますし★(どんな話だソレ)
原作にあった碁石のエピソードが交情のたびに増えていく数珠というなんとも艶かしい設定に
なっていて、その切なさと儚さに悶えるかと…!
交情の度に玉を増やしている事に気付いた楽俊が「意外に感傷的なのだと驚いた」と
思っているところがどこか物悲しくて大好きです
なんというか二人の生きてきた年数の違いというか微妙な温度差を感じられるというか
500年も生きてるともなれば傍目から見れば最早人ではなく、実際に王で神籍に入ってるのだから
肉体的には人ではないんですが、でも元と精神は人間なわけで…
人であるなら当たり前の感傷も、500年生きてる王として見られていると驚かれるという…
500年も生きてるのに、500年も生きているからこその置いてきぼり感があって切ないです:;
尚隆に必要なのは、仮に驚いてもそれを露にせず、何も言わず時には小言を言いながら
傍にいてくれるような相手なんでしょうかね?
「感傷も度が過ぎると国が沈むからな。そんな感情があったとしても気付かないふりをする
程度のことはこの500年で学んだ。」とか言いながらションボリしてたら萌え!(鬼畜生★)
六太!慰めてあげて!!(ゴミ)


ちなみに一部の会話部分は私がメールで書いたものがほぼそのまま使われています
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・緋魚さん、恐ろしい子!!(白目)
この口調・単語・言い回しヘンじゃね?って部分があったら確実に私が書いた部分だと思われ(瞳孔全開)



毎年エロかホモかのクサレリクエストですみません…(終わってる)
緋魚さん、今年もまた素晴らしいSSをプレゼントしてくださり、本当に有難うございましたvvv






SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送